私立大学法学部准教授の講義・研究・趣味の日誌
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Author:Shu.com
私立大学准教授30代。
専門は、憲法。
万年筆。革製品。アニメ。


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2007/08/18(土)―演習終了


 6日間の演習終了。受講生の方々お疲れ様でした。

 首都圏在住者4人、それ以外の方4人。とりわけ遠方より来られた方々はホテルで演習の準備をすることになり特別大変だったろう。また格別暑い時期だったのも大変さを倍増させたように思う。
 演習後、残念ながらお一人出席できなかったが、自分を含めて8名で慰労会。集中授業期間全日程が終了し、また、演習での報告・議論の緊張感もすべて解け、柔らかい会合になった。私も論文ができていないにもかかわらず、雰囲気が楽しく酒が進んだ。
 授業中はきっちりかっちりせねば…という信念(?)と、翌日の授業準備があろう…と気を使い、質問に来る場合を除いて、期間中はあまり個別に話す機会がなかったので、慰労会の場で色々話せたのは楽しかった。
 やはり授業中はそれぞれに緊張していたようで、「もっと発言すればよかった」「もっと勉強していればつっこめただろうに」などと次に繋がる反省をしていたので、「そうですよ、もっと話してくれれば」などと突っ込みつつも、演習の目的のほとんどは果たせたと実感した。それぞれが演習を楽しんでくれたようでなにより嬉しかった。
 引き続きこのメンバーで演習をできれば、私にとっても刺激となるだろうに…と少し残念である。なかなかここまで調和の取れたメンバーが集まるということもないのではないだろうか。

 メンバーの一人は、卒論絡みの報告で、前日の演習終了後に判例を紹介して一審から最高裁までの全文をプリントアウトして渡したら、翌日にまとめてこられた。「明日までにまとめなさいということではありません。卒論の参考にしてください」と言っておいたのだが、その点慰労会で聞くと「折角判例を紹介してくれたのに、どうお返ししたらよいかと思って」とのお言葉。ありがたい。ホテルに帰っても、演習について考える時間がほとんどだったとのこと。ほんとにありがたい。色々話せて楽しかった。

 他の一人は2日目に報告担当。夜行バスで東京まで来て、朝から晩まで授業を受けた後で、疲れは最高潮だったろうに(だったからかもしれないが)翌日の演習の準備が気になって寝られなかったとのこと。講義の試験とは全く異なる緊張感は終わってしまえば気持ちよさに繋がる。その方の視点の鋭さは素晴らしかった。ただ遠慮がちなのが残念だった。ご本人も「もっと発言すればよかった」と仰っていた。そして、なにより、酒を飲んでいて楽しい方だった。

 その他にも、口火を切る役割を果たしてくれた方、常に冷静にそれでいて確実な問題提起をされる方、雰囲気を作れる方、周りを配慮してくれる方。快適に演習運営ができたのは皆様のおかげ。本務校でこのようなゼミに恵まれればどれほど幸せだろうか。

 最後に「またこのメンバーで勉強しましょうよ」と握手を求められ、全員と握手を交わし、別れた。内容の濃い、あっという間の6日間だった。

 先ほど論文をなんとか終わらせた。これを持って久々に出勤である。なんとなく演習に赴いてしまいそうだ。


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2007⁄08⁄20 07:45 カテゴリー:大学 comment(0) trackback(0)
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2007/08/15・16―演習3・4日目


 なんとなく受講生に疲れが見え始める頃。木曜日はさすがに「疲れが出てくる…」とぼやいていた。朝から晩まで毎日じゃ、さすがに疲れるだろう。毎日こなしている仕事とは異なるので、疲れ方も違うはず。ご苦労様です。

 三菱樹脂事件
 いわゆるこれまでの学説に加えて、新無効力説や保護義務論について言及。ただし、よく分からない学説だとのこと。事前に指導ができるようならば、予め、それぞれの学説に関する比較的短めの論文を指示するのだが、今回はこちらから説明する。各自、「これまでの憲法で学んだ私人間効力論」が頭に入ってしまっているので、理解するのが大変だった様子(というより、これらの見解の分かりにくさを象徴していたのかもしれない)。正直、これが保護義務論です…と提示しづらい。本来ならば、間接効力説や直接効力説も理論的な部分に目を向ければ、基本権の客観的効力などの説明が必要になる場合もあるのだから、その限りで「ややこしい」はずなのだが、なんとなく着地点の収まりがよさそうな感じなので(決していいとは思わないが)、飲み込んでしまっているというのが本当のところだろう。「もういいじゃないか…」で済ませるか、「いやいや、やっぱり考えましょう…」と考えるか。

 卒論発表―生活ほっとモーニング事件
 「妻からの突然の離婚」的番組で、妻の断りなく、夫と子が番組に出て妻Xが、当該番組放送事業者であるYを相手に、プライバシー侵害・名誉毀損に基づく損害賠償および民法723条に基づく謝罪放送、放送法4条に基づく謝罪放送・訂正放送を請求した事件。一審、原告敗訴(原告の請求をすべて棄却)。二審、原告勝訴(損害賠償一部認容、放送法4条1項に基づく訂正放送認容、民法723条に基づく謝罪放送は訂正放送に含まれるため棄却)。Yが上告。最高裁、訂正放送を命じた部分について破棄、控訴棄却。放送法4条1項は、「真実でない事項の放送がされた場合において、放送内容の真実性の保障および他からの干渉を排除することによる表現の自由の確保の観点から、放送事業者に対し、自律的に訂正放送を行うことを国民全体に対する公法上の義務として定めたものであって、被害者に対して訂正放送等を求める私法上の請求権を付与する趣旨の規定ではないと解するのが相当である。」
 卒論のテーマは、放送事業者による名誉毀損・プライバシー侵害。某テレビ局の納豆ダイエット事件などもあり、放送法については議論が多いので書きやすいだろうが、実際、名誉毀損・プライバシーとの関係となると特色を出しにくいようにも思う。他のメディアとの違いなどに踏み込むことになろうが、法的な論文としてうまくまとめられるかどうか。
 
 塩見訴訟
 発表者の勤務先との関係上、社会保障制度に詳しく、制度的説明が明快。ただし、在日と国籍条項について、さらに、国民年金法制定直後という時期も相俟って、議論がそちらに流れる。感情的なものもあって、少々話がずれた。国籍条項が撤廃されていればそれでよいという問題でもなかろうが。

 第三者所有物没収事件
 付随的違憲審査制における具体的争訟性などから、第三者の利益に基づいて違憲を主張する当事者適格の問題をズバッと切るのは、少なくとも本件では困難に思われる。一般論として、そのような主張が広く認められるべきであるとすることには賛成できないことはもちろんであるが。附加刑の直接の不利益は、確かに物の所有者になるだろうが、被告人の刑罰の一環である限りにおいて、具体的争訟性や利益がないかと考えるとやはりその根拠だけからは論じがたいように思われる。

 苫米地事件
 統治行為と自由裁量の違いは?というところで悩まれた様子。とりあえずの違いとして、「司法審査が及ぶかどうか」を指摘したらすっきりしていたが、「対象」を考える上で、砂川事件と比較し、純粋な統治行為論を展開した苫米地事件こそが本来自由裁量論で片付けられるべき事案であり、砂川事件こそが本来統治行為論を純粋に適用してもよかった事案なのではないか…とお決まりの提示をしたところ、楽しまれていた。

 報告者の勉強の進度はそれぞれで、各自が何を吸収するかがばらつくのは当然である。それは本演習でも変わらないが、やはりなんにしても演習を受ける姿勢や方向性が同じであれば、進度とは関係なくそれぞれが持って帰れるものを見つけられるのだろう。中には、これまた勤務先の関係もあるだろうが(それだけではなかろうが)、よく勉強されていて、恐らく法科大学院を目指されているのだろうなぁという方もいて、その人が物足りなく思ってないだろうかと心配になったりもするが…。明日報告なので、こちらもじっくり準備したいところだが、締め切り間近の論文が進んでいないのをどうしたらいいものか…。





2007⁄08⁄16 23:35 カテゴリー:大学 comment(0) trackback(0)
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2007/08/14(火)―演習2日目


 同性愛者に対する公共施設宿泊拒否事件(東京高判平成9年9月16日)
 判例を読めば読むほどそもそも憲法訴訟なのか分からなくなってきたとのこと。確かに『憲法判例百選』の判旨と二審の判決文をみる限りでは、憲法の条文を援用しておらず(していても学習権などについてのみで、『判例百選』で分類されている「法の下の平等」の議論はない)、分かりづらい。一審では憲法を援用して論じているので、そちらを読む必要あり。判例報告の際には、第一審まで戻って、それぞれを原文で読むようにして下さい…と事前に指導していたように思うが…もしかしたら「報告分の判例は…」としていたかも…。とはいえ、『判例百選』については、学部生が広く利用することが容易に想定される限りにおいて、「事実の概要」や「判旨」にうまく憲法上の問題を組み込んでまとめていただきたいなぁと常々思っていた。そこを読めば「憲法の問題がこのように提起されて、このように判断が下された」と分かるようにしていただけたら幸い。もちろん、他の資料・教材を用いれば済むことなのだが。あるいは、その点をまとめるからこその報告なのだが。
 さて、いずれにしても憲法訴訟とは何かということを確認しつつ、憲法訴訟に含めて考えてよいという指摘。同性愛者宿泊に対して「施設の性格上」あるいは「管理上支障を来す」という理由で、宿泊拒否してもよいのでは?という割合が意外にも多かった(といっても参加者が少ないが)。もちろん議論誘発型の提起の可能性もある。とはいえ、いずれにしても、やはり、同性愛者を宿泊させないことの決定的な根拠にはなりえず、「都合の悪さ」という理由を抜け出していないのでは?…と議論になった。

 自衛官合祀事件(最大判昭63年6月1日)
 報告者の勤務先との関係上、事実関係に精通していて、報告が非常に具体的でわかりやすかった。事実関係をかなり具体的に整理するだけで、裁判所の論理が浮き彫りになり(事実関係の詳細な検討がもたらす恩恵)、とりわけ最高裁の立場が独特の印象を醸し出す。憲法24条で保障された夫婦関係としての家族を尊重するならば、配偶者の宗教的利益を尊重(あるいは優先権を持つ)すべきであって、その他の者が配偶者の意に反した方法で慰霊を行うのは許されないという立場もあった。いずれにしても、地連と隊友会の区別について不自然ではないかという点を含め、最高裁の立場に否定的な見解が概ね(ただし、共同不法行為の成立については無理があるのではないか…という見解について取り上げられなかった)。

 ビラ貼り事件(最大判昭和45年6月17日)
 こちらも報告者の勤務先との関係上、同事件と関連する重要事件について詳しく、盛り上がった(少なくとも私は)。当然、立川自衛隊官舎ビラ配り事件にも話は及ぶ。「迷惑だからやめてほしい」論が当然のように出てきた。先ほどの同性愛者の問題でもそうだが、まずは自分の立場で(つまりは、自分は同性愛者でもないし、同施設に泊まることもない、あるいは、自分はビラを配ることもない)判断をしているのだろう。同時に、それに対して違和感を覚える方々が積極的に発言され、それによって刺激を受けていたようだ。ビラ配りを単に私人同士でのモメゴトとして考えるのではなく、国家権力による逮捕・起訴という点から考えることが必要。ビラ配りなんてうまく主張が伝えられるわけはない…というご意見ももっともだが、だからといって必要ないと繋がるわけではあるまい。
 いずれにしても、他の人の考え方を吸収するという機会はなかなかなかろうから、それが少しでもできれば、演習の役割は相当程度果たしているように思われる。希望を述べるならば、それなりの準備期間を設けて、事前指導、事後レポートなども含めて、長期的に指導できれば嬉しいが。

 またも時間延長。正直、どこまで盛り上がるか分からないところもあったので、集中授業等の厳しい中、各自2回の報告を指示し、1日(2コマ)3報告を原則としてしまったが、今回のゼミの雰囲気ならばもっとゆっくり検討できた。しかし、これは集まったゼミの性質や雰囲気など諸々の条件が整わなければならないので、予め決定するのはなかなか難しいところがある。





2007⁄08⁄14 23:47 カテゴリー:大学 comment(0) trackback(0)
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2007/08/13(月)―演習


 お盆にもかかわらず、今週は非常勤講師として演習担当。受講生は、朝から他の授業をみっちり受けてからなので、相当大変そうである。
 この1週間で一挙に全員が報告をするので、今更のんびりレジュメの作成方法を教えても、それをフィードバックするチャンスはあまりなく、かといって、事前には文書によるやり取りでしか指導する機会もないので、分からないままに作ってきてもらったレジュメに基づいて報告してもらい、その場で指摘・指導するという流れにした(次は、事前指導でもう少し具体的な内容指示をしておくこととしよう)。不安だろうが、いきなり型にはまらずにやってみて突っ込まれるという経験もよいのでは。ただ、報告内容以外の指摘が増え、どうしても時間不足。朝から大変なのに、30分ほど延長してしまった。はんせい。

 特別裁判所について。知財高裁に関して興味があったようで、そちらに話が流れる。オーソドックスに家庭裁判所が特別裁判所にあたるかをまとめた上で、専門部・集中部と別に設置された裁判所との区別を明らかにしてからの方が分かりやすかった。専門部・集中部がすでにあることと、知財高裁を設置することを問題として取り上げることの関係性についてという的確な指摘も、そのようにまとめておけば生じなかったように思われる。社労士の方から、労働裁判に特化した専門部の必要性が指摘された。政策論としての裁判所のあり方ではなく、憲法解釈としての特別裁判所についてに限定するという点を指摘。初めての報告者ということで、あれこれ指摘させてもらったが、初回の方は人柱の運命を背負っていただいたということで。

 取材源秘匿について(石井記者事件)。「知る権利」について興味があったようで、すべての精神的自由権の根幹としての「知る権利」と議論を展開。内容そのものは難ありだったが、それでもご自身の考えを説かれる姿勢は○。憲法上の権利とは何か、刑訴法§149・証言拒否権者の拡張と類推適用の限界について、曖昧な権利主張とその弊害について、など。「知る権利」、根拠づけるのは難しいように常々思っている。昨年の民事訴訟における証言拒否に関する最高裁判例については「知らない」とのこと、さすがに十分ではない。また、参考文献等も旧版を用いているのについては厳しく指導。最新情報で報告しないと、報告の内容自体が意味をなさないことは少なくない。

 「権利とは何か」という壮大なテーマについて言及していたがそのアプローチの仕方が不適切だった点、関連する重要判例については必ず押さえなければならない点について指摘するのを忘れていた。明日改めて指摘しておこう。





2007⁄08⁄13 23:02 カテゴリー:大学 comment(4) trackback(0)
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集団的自衛権、裁判員制度


 参院選の敗北・公明党の反対で、「憲法解釈変更 困難に」だそうで(朝日新聞2007年8月9日(木)朝刊1面)。解釈変更が困難になるわけではなかろうに。「解釈変更も 法整備困難に」とかでなくて?本文はそういう流れになっているように読めるが。この表現では、憲法の解釈は、法整備を前提にするような印象を与えないだろうか。
 しかし、何もかも手詰まりの状況を作り出されているような感じの安倍首相。あれもダメ、これもダメ。追い込めば追い込むほど意地になってやめられないような気がしないでもない。


 裁判員制度に絡めて、諸外国の国民司法参加制度を比較した記事(朝日新聞2007年8月8日(水)夕刊13面)。

(他国とは異なり、という文脈で)裁判官たちは、日本の社会が「裁判の場で動機も含めて真相を解明せよ」との期待を持っていることも実感している。


 ほんとに?
 裁判所に「分からないことへの不安」を「動機」などに置き換えてもらって分かったような感じになって解消したいという気持ち?
 うーん。





2007⁄08⁄09 16:25 カテゴリー:時事 comment(0) trackback(0)
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参院改憲派減、原爆症基準見直し


 朝日新聞と東大の共同調査(今のご時世、どこの大学もマスメディアと連携した講座はあるのね)で、改選した当選者のうち48%が改正賛成派に「落ち込んだ」とのこと(朝日新聞2007年8月7日(火)1面)。
 これで改憲の波が大きく変わったなどと思う国民もいないだろう。実際、朝日新聞も次のように書いている。

 民主党内にはもともと改憲に積極的な議員が少なくない。…しかし、野党の反対を押し切って同法(国民投票法―引用者注)の成立を急いだ自民に小沢代表が反発し、憲法問題が2大政党間の対立軸になった経緯がある。
 このため、この問題で「安倍自民党」との違いを明確にするため、参院選では改憲問題に慎重な対応を見せる民主党の立候補予定者や非改選議員が増えたという側面が指摘できそうだ。(同32面)


 改憲への熱意が冷めているというよりも、「確かな与党反対派」という立場表明以上のことまで手が回っていない状況では、とりあえず安倍自民に反対する方に挙手するほかあるまい。3年の間に(いや、3ヶ月でもよかろうが)国民は参院選の「熱」を忘れる。すぐに調査することはなかろうが、知らぬ間に改正賛成派が「回復の兆し」をみせることになるように思う。ただ、勝ちすぎて統率取れなくなってたりして。参院だからこそ、党の統率が取れないことに意味があると思うからいいのだが。


 「首相『原爆症基準見直す』」(朝日新聞2007年8月6日(月)1面)とのこと。
 今はたとえ「まとも」な判断をしても、「負けたもんね。人気回復しなきゃね」とみられてしまうのは些か哀れだが、後手後手だらけで、そういった評価もやむをえまい。政権を維持するためにパフォーマンスを取ることはむしろ当然で、社保庁の問題で無理ではないかと思われる期間でこなすといったのも同じようなことだろう。前任者のパフォーマンスのうまさも手伝って、安倍首相の下手さは浮き彫りになっているように思う。
 「(被爆者に対する)保健、医療、福祉、総合的な面でしっかりした対策を充実させていかなければならない」(同1面)…そりゃそうだ。誰だって言える。具体的な内容なく一言(「全力で解決!」とか?)で終わっていれば突っ込みようがないことも、ちょっと真摯な顔をしてもっともらしいことを述べるスタイルだから突っ込まれる。答えられないんだもん、何も。「細かい話は分からん!」という「弱さ」をみせられた「強さ」に惚れた人は多かったろうなぁと思う。
 
 結局、どちらのニュースにしても、―消極的・積極的の違いはあれ―パフォーマンスのためだろう。パフォーマンスの何が悪いと言われれば、その通り。政権の獲得・維持のためには当然のこと。ただ、国民は、具体的な数字(数字はウソをつくのだが)を挙げてなされるワイドショー的なツッコミに耐えうる「答え」がほしくて仕方ないんじゃなかろうか。だとすると、ちょっとしたパフォーマンスは余計に苛立たせるように思うが。





2007⁄08⁄07 09:23 カテゴリー:時事 comment(0) trackback(0)
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アニメ鑑賞―Red Garden、Dead Girls、魔法遣いに大切なこと


【Red Garden】
 お互いがお互いのことを知りながら距離を保っていた関係が(無理矢理だけど)変わっていく過程は楽しめた。「死んで」からいきなり戦闘能力発揮でなく、棒やらバットで戦闘するのは地味だけど、余計に暴力的な印象。ニューヨークに行ったことがないので分からないが、街の雰囲気はよく伝わった。各々が各々の状況をを受け入れた後の力強さは心地良く、切なかったが、受け入れるまでの間の苦しみを「泣き叫ぶ」というので表現しすぎではなかろうか。もちろん、その分、決心後の表情が活きてくるのだろうが。オープニングソングなどのポップさは快適。一話一話じっくり楽しむより、だーっとみて全体として楽しむ方がよいように思う。

【Dead Girls】
 RedGardenのスピンアウト。本編が少々重苦しかった分、軽さに驚くが、何百年と死ねないままに行き着くところのさばさばした感じは心地よい。ほとんどが本編での登場人物。元のキャラとのギャップその他でニヤリとできるように作られている様子。スピンアウトだから当然だが、こちらだけでは楽しめないことは確実。
 ロボット万歳!登場ソング万歳!たららら、たららら♪

【魔法遣いに大切なこと】
 設定は面白い。「おぉ、俺、魔法遣いなんて初めて見た!」って《え?それほどまでに日常なのか?》と思ったら、普通もいいところだった。主人公の声を宮崎あおいが担当。実写版ならそのまま宮崎あおいがやれてしまうのだろうか、などと。下北沢やら渋谷やら新宿やら。知っている分、街の雰囲気がよく分かる。
 第2話。「魔法でお返ししたい」のは分かるけど、そのお返しは結局ダメでしょ。真面目すぎて失敗するのは分かるが。学生がこういう失敗をしたらどう注意しましょうか。「注意されるより自分でした失敗は二度と繰り返さない」って小山田先生は教えてるけど、「失敗」だと気付かないと同じ過ちを繰り返すような気が。「真面目に頑張っているんだから」という理由でいれば何でも許されるわけではないように思われる(アニメの話ではなく、現実の話で)。「一生懸命やってる人」が暴走するのは怖い。
 第3話。小山田先生の大切なことラッシュ。「魔法を万能なんて思うのはやめなさい。魔法にできることなんてほんの少しです」。魔法をそのまま教育やら研究に置き換えてみたりみなかったり。「君には足りないことがあるよ。失敗を認める勇気を持っていない」。語学能力向上の基礎だということは十分知ってますけどね。
 サマージャンボも当たらないだろうなぁ。。。





2007⁄08⁄06 13:44 カテゴリー:趣味 comment(0) trackback(0)
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ヨーグルト


 いわゆるパックに入ったヨーグルトを買っていた。しかし、パックに入ったヨーグルトはいつも残る。あと少しで残る。飲むヨーグルトが美味しいのはよく知っているが、野菜ジュースも牛乳も飲み物で、ヨーグルトも飲み物だと…と思って抵抗があった。小分けされたヨーグルトはどうも高いし。
 で、先日、ヤ○ルトに似たようなものを買ってみた。ヨーグルトの効果がいかほどなのか、体の中に入ってしまえば分からないので、なんとなくプロバイオティクスのなんやら株に効果がありそうに思えばそれでもいいような気がしたのでそれでよしとした。こうして情報に踊らされて、アンチエイジングやらアンチメタボリックやら健康食品やら納豆ダイエットにはまるんだろうなぁと思い、同時に、自然科学の人が「○○なんて効果があるか分からない」と次から次へと否定していくのを聞いて「なんか夢がないな」なんて思ってしまった自分はやっぱり騙されるんだろう。
 
 なかなか進まない独語論文に悪戦苦闘しながらヤ○ルトみたいなものを飲んだ。プロバイオティクスと同様に、「語彙力アップ!」なんて広告に踊らされそうな今日この頃である。





2007⁄08⁄04 05:13 カテゴリー:雑記 comment(0) trackback(0)
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